オールセラミック・クラウンで用いるジルコニアとは、酸化ジルコニウムを安定化させたセラミックで、宝飾品として知られるキュービックジルコニアと、結晶構造は異なりますが、ほぼ同じ成分で出来ています。 強度としなやかさ、美しさを兼ね備えた、セラミックの中のセラミックとも言える歯科材料です。
ジルコニアが歯科材料として使用されるようになったのは、日本では最近のことですが、ヨーロッパやアメリカでは、その優れた強度と性質から「白いメタル」とも称され、オールセラミック治療の主流になっています。
ララミネートベニア法とは、前歯の表面に非常に薄いセラミックを強力な接着剤で貼り付けるという治療法で、アメリカでは20年程前から盛んに行われるようになりました。近年、歯とセラミックの接着技術が飛躍的に進歩したおかげで、「人工のエナメル質」と言ってもよいほどの信頼性が得られるようになってきています。 ミネートベニア法は、歯に貼り付けるセラミックの形態、色、厚さなどを工夫することで、理想的な歯並びを短時間で手に入れることが可能です。その完成度と信頼性が向上したために、時間をかけて行う歯列矯正の代わりに施術を希望される方が増えています。